CMC_Meetup vol.25で8時間飲んで学んだ8つのこと

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昨日 2023/01/21(土) 18:00 ~ 21:00、「CMC_Meetup Vol.25 貸切屋形船でコミュニティマーケティングを語る夜」に参加した記録です。 記憶力と文章力がうんこなので、目次だけ目を通していただければ全体が把握できるように記載しております。

【リアル開催】CMC_Meetup Vol.25 貸切屋形船でコミュニティマーケティングを語る夜|EventRegist(イベントレジスト)

イベントの様子はハッシュタグ「#CMC_Meetup」「#コミュニティ屋形船」で追えます。

既にまとめも作られています。ありがたいです。

https://togetter.com/li/2055424

謝辞

なおCMC_Meetupは以前東京開催の時に申し込みまでしたものの、当日体調不良で欠席したので今回が初参加。CLS高知でお会いしたり、お見かけしたりしたことのある方々がちらほらいらっしゃいましたが、私が覚えていてもお相手の方が私を覚えていない可能性も充分あるので「お久しぶりです!」なんて声をかけていいのかも迷うところ。しかも参加者の殆どは知らない方ばかり。

てことで、正直、受付を通った瞬間帰った方がいいんじゃないかと思うくらいアウェイ感満載でした。

そんな私に声をかけてくださって席で隣にいてくださったTaijiさんに心から感謝します。

また本イベントを準備された運営の皆様、そしてお相手くださった皆様、ありがとうございました。皆さんのお陰で、とても楽しいコミュニティ体験ができました。改めて御礼申し上げます!

しんたくさんの集合写真。すごいよい!

なぜ参加したのか

前提として、私はコミュニティの参加や登壇、運営経験はお陰様で少しだけありますが、コミュニティはそこまでがっつりやる気はありません。

とはいえコミュニティ活動している人たちが何やらキャッキャしているのは気になっていて「コミュニティって何なんだろうな」とずっと考えています。

ゆえにコミュニティイベントに参加するのは、私にとっては楽しみに行くというよりは研究的な意味合いが強く、その上でちょっと楽しめれば良いかなという活動です。

ということで、今回のCMC_Meetupは研究活動の一環として。あとは「開催地が家からむちゃくちゃ近い」「屋形船に乗ったことがないので乗ってみたい」という理由だけで参加しました。薄!

*初乗船記念ツイート(そこまでセンシティブな内容は含まれていないはずです…)

という感じで、船に乗れたらまあもう満足なので家に帰ろう…と思っていたら、気がついたらなぜか深夜2時近くまで飲んでいました。18時から翌2時なので8時間。コミュニティってすごいですね(?)。

セッションや飲み会から学んだ5つのこと

1. ノウハウがあるなら発信して、「最初にやっている人」というポジションをとった方がいい。

… セッション①「コミュニティと歩いた17年を振り返る。クラウドSIでグローバルトップになるまでの道」(クラスメソッド・横田さん) より。

ああなるほどコンテンツマーケティングってそういうこともできるのか! と改めて気付かされました。テックブログだと余計にそうだろうなと思いましたし「まずやってみる」+「アウトプットする」のセットって経営にすごい効くんだなあと思いました。

あとこの話って、Googleが最近更新した検索品質評価ガイドラインの、追加観点である「Experience(経験)」かなと。世の中が求めているから評価観点に追加されたということだろうと思うので、今後ますます「まずやってみる」+「アウトプットする」が重要になっていく気がします。

E-A-Tに経験を加えたE-E-A-TがGoogle品質評価ガイドラインの2022年12月更新版で導入 (海外SEO情報ブログ)

2. 社内政治を制するモノはコミュニティを制す

… セッション②「元ナカのヒトが語る、Trailblazer と JAWS-UG。コミュニティとの向き合い方の共通項と特異性」(オーティファイ・坂内さん、元AWS Japan・亀田さん) より

大切なことなので、何度も語られているというこの一言。

論理と感情の両方でステークホルダーを巻き込むって大切だよね」という理解をして良いのであれば、これコミュニティ以外もそうだよなあと思いました。

ある程度論理立てて説明できないものは相手も誰かに説明ができず、よって社内外のステークホルダー全体に説明が伝わらない。なので話が通りづらい。

一方で、どれだけ論理的に意味や意義を分解していったとしても、どうしても説明できないエモな部分も出てくるので、それはもうどうにかして伝播させるしかない。

ちょっと整理がむずかしいのですが、そんなことをぼんやり思いました。

ちなみに登壇者のおふたりとも、前職でコミュニティをやりきって転職をされていて、「やりきった」とか「もう自分がいなくても良いと思った」と言い切れるのむちゃくちゃかっこいいなと思いました。

3.「困ってる」って表明してくれないと手を差し伸べられない

… 二次会会場 昭和浪漫にて、O島さんより

「相談をいただいた時に、助けられるかはおいておいて、困っていることを表明してくれないとその判断すらできないのは困るよね」と言っていたの、なるほどなーと思いました。 理想に対する今の現状だったりとか、目指しているものとかを共有できると話が進めやすいってことかなと思います。(というか逆にきちんと伝えてもらわないと話が進みづらいということでもある)

自分の今の仕事でも、困っていることを相手にわかるように表明したり、逆に困っていそうな人に「XXで困っているってことですよね?」とか「これがやりたいってことで合ってます?」みたいな感じで目線を合わせにいける力を付けたいなと思った次第であります。

4. 場を作れる人は強い

… 三次会会場 立ち飲みバーにて、小島さんより

これ、帰ろうと思っていたら二次会にお誘いいただき(ほんとありがとうございます)、たまたま私に馴染みのある街で飲むことになったので、二次会と三次会の会場を確保したりご紹介をさせていただいたりしました。…というただそれだけの話なのですが、前述のありがたき言葉を頂戴しまして。

ああなるほど、誰かの「やりたい」を具体的に形にできるのはそれはそれで貢献できているのだなと嬉しく思いました。でもそういう小さな貢献を見逃さない人がすごいんですけどね!

*真ん中が空いているロの字型の席でいい感じの乾杯映像が!こうやって場の映像を残していただけるのありがたいですね

5. (あ。これはやっぱり秘密にしておこう)

… 三次会会場 立ち飲みバーにて、元AWS Japan・亀田さんより

オンライン登壇していて感じたことや、海外と日本に住んで感じた違いなどを亀田さんに伺ったんですが、書きおこすと面白くない感じになりそうなので、やっぱり心のうちに留めておくことにします。(オフラインの醍醐味だったということで…)

強いて言うならば、亀田さんのお子さんがチンチラを飼いたがっているという話は後からじわじわきました。本当にありがとうございました。

CMC_Meetupのイベント運営で勉強になった3つのこと

1. 「〇〇な人〜?」という声かけ

オープニングで小島さんが「〇〇な人〜?」という声かけをしていた部分です。

「今日初参加の人」

「屋形船初めての人」

「コミュニティ運営者の人」

「コミュニティは参加する方の人」

「WNR(バイク乗り)な人」

「三冠王の人」

などと呼びかけて挙手してもらい、それぞれで手を挙げた人に一言コメントしてもらう、みたいなやり方。参加者をひとりぼっちにしない、誰かと誰かの共通点を見つけて、コミュニケーションのきっかけにしてもらうというやり口、すばらしかったです。いつか時がきたら使います。

2. 運営メンバーがいい感じに散って座る

事前に決めていたんだと思うんですが、運営メンバーの場所がいい感じにばらけていました。全体を見渡したり、それぞれの席を盛り上げたりできそうです。これはいつか万が一仮にオフラインイベントをやるとなった時に意識したいポイントでした。(運営をしたいわけではない)

3. 進行がほぼ時間通り(なのは事前準備が徹底されているから)

オフラインで、プレゼンではなくセッション形式で、しかも料理が少しずつ提供される形式で、しかも船の中、、、

みたいな状況で、進行がほぼ時間通りなのがすごいなと思いました。

私がみていた限りでは、19:00セッション開始が気持ち数分遅れたかな?(たぶん場の落ち着きを見ていたから)くらいで、誰かを急かすこともなく、カチっと終わっていました。

もちろん船清さんのおもてなしがすばらしいこともあったでしょう。

あとは運営としては、コンテンツを詰め込まず、ある程度ブレが出ることを想定した上で余裕を持った時間割にしていたんだろうなというのと、モデレーターには多分もう最初の乗船時点から最後の下船まで全部事前に見えていたんだろうなあ、事前の仕込みが半端ないんだろうなと思ったのでありました。

もっと書くことが沢山あったと思うのですが、今回はこれくらいで。